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富士山
富士山

痛みを乗り越えて「生きる」という
希望に満ちた4つの短編集。
切なくて優しくて、力強くて厳しくて
神々しさすら感じた。



塩狩峠
塩狩峠

どう生きるべきか深く考えさせ
られた。心の奥底にずしんとくる力強い何かをもらったような気がします。
まさに心揺さぶられた一冊。



風の谷のあの人と結婚する方法
風の谷のあの人と結婚する方法

学び、人間関係、時間などをテーマに、カジュアルな 語り口調で、大切なことを教えてくれる本。
WE ARE ALL ONE.



自分のまわりにいいことがいっぱい起こる本
自分のまわりにいいことがいっぱい起こる本

仕事、恋愛・結婚、お金など、ポジティブな捉え方が述べられている。
何度も読み返したい一冊。



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塩狩峠 / 三浦綾子
塩狩峠 (新潮文庫) 塩狩峠 (新潮文庫) お気に入り!
三浦 綾子 (1973/05)
新潮社
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Story :
結納のため札幌に向った鉄道職員永野信夫の乗った列車が、塩狩峠の頂上にさしかかった時、突然客車が離れ、暴走し始めた。声もなく恐怖に怯える乗客。信夫は飛びつくようにハンドブレーキに手をかけた…。明治末年、北海道旭川の塩狩峠で、自らの命を犠牲にして大勢の乗客の命を救った一青年の、愛と信仰に貫かれた生涯を描き、人間存在の意味を問う長編小説。
(「BOOK」データベースより)


Review :
大変にキリスト教色の強い作品だったけれど、宗教とは関係なく人としてどのように生きるべきなのかということについて、深く考えさせられた。
泣ける、というのとはちょっと違う、でも心の奥底にずしんとくる力強い何かをもらったような気がします。
まさに心揺さぶられた一冊。

何より、この作品の主人公・信夫に長野政雄氏という実在のモデルがいることに驚かされた。
もちろんすべてが事実ではないと思うけれど、それでもこのような考えを持って、実際に行動した人がいたなんて、正直信じがたい思いがする。でも信夫は決して清らかなだけの人間ではない。劣情を抱くこともあれば、損得を計算して行動しようかと考えたりもする。
自分自身にも覚えのあるような心の葛藤がとても丁寧に描写されているので、一つ一つのエピソードで主人公に感情移入しやすかった。
そして、生身の人間としての信夫を感じることにより、彼も自分と変わらないただの人なのだと実感させられ、自分を省みるきっかけにもなった。
人は自分の意思次第でどのようにも生きられるんだと、生きること・人間の限りない可能性に感動すら覚えました。

「いついかなる瞬間に命を召されても、喜んで死んでいけるように」
という言葉が印象的だった。

これは自己犠牲についての言葉なのかもしれない。
でも悔いの残らないように、日々善く生きるべきだという意味にもとれる。

生きることはすなわち、自分を表現することなのかもしれない。
一挙手一投足がすべて自分を表現していると思うと、悪いことはしたくないなぁと思う。 もちろん自分が信夫と同じような行動がとれるとは思えない。思えないけれども少しでも彼に近づけるような自分でありたいと強く思った。
かなりオススメです。
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注文の多い料理店 / 宮沢賢治
注文の多い料理店 (角川文庫クラシックス) 注文の多い料理店 (角川文庫クラシックス)
宮沢 賢治 (1996/06)
角川書店
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Story :
そこでは森と人が言葉を交わし、烏は軍隊を組織し、雪童子と雪狼が飛び回り、柏の林が唄い、でんしんばしらは踊り出す。暖かさと壊かしさ、そして神秘に満たち、イーハトーヴからの透きとおった贈り物―。賢治の生前に刊行された唯一の童話集。
(「MARC」データベースより)


Review :
伊坂幸太郎さんの 「魔王」 とか 「DISTANCE」 とかTVのCMとか、最近やたらと宮沢賢治の名前を聞くので、呼ばれているような気すらしてきて読んでみました。
文章がすごく優しい。優しいんだけどシュールで、でもどことなく恐かった。よく理解できないわりに、力強いメッセージ性をガンガン感じる。この独特の世界観は誰にも真似できないものだと思う。10代の頃「銀河鉄道の夜」で挫折して以来、敬遠していたけれど、他の作品も読んでみたいと思うようになった。「どんぐりと山猫」「狼森と笊森、盗森」「注文の多い料理店」が好き。
私たちが好きだったこと / 宮本輝
私たちが好きだったこと 私たちが好きだったこと
宮本 輝 (1998/11)
新潮社
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Story :
私はあの2年間の、道徳的だったとは言えないけれど、決して不純ではなかった男女4人の共同生活を懐しく思い出す。若い男女4人の共同生活と恋愛の中に、人の「心根のきれいさ」を描く感動の小説。 (「MARC」データベースより)


Review :
このタイトルを昔どこかで耳にしてからずっと印象に残っていた。
ようやく手にして楽しみにしていたのに、トレンディドラマのような設定や、登場人物たちの言動にはほとんど共感できずなかなか入り込めなかった。
自分の犠牲を省みず誰かの役に立ちたいという気持ちは素晴らしいけれど、彼らの行動が犠牲という名の自己満足や相手への依存、執着のように見えてしまった。とても無償の愛とは思えず。手放しで愛されている女性たちへの嫉妬を感じてしまったのかもしれない。もちろんみんな優しい人たちではあるけれど、後で恨み言を言うくらいなら最初から助けなきゃいいのに、というのが率直な感想。
ただ、現実にこういう生き方をしている人はたくさん存在しているような気がする。自分には縁はないものの似たような話は聞いたことがある。現実は辛すぎて自分がどうしたいのかすら分からなくなってしまうこともあるだろうと思う。となると、この作品はすごくリアルで、私が感じた彼らの弱さを含めて等身大の人間が描かれているということになるのかもしれない。
ストーリー自体はあまり好みではないけれども、全体的な雰囲気は嫌いではない。後半、高知に旅するあたりからぐっと引き込まれ、ラストの切なさには思わず涙がこぼれた。他の宮本作品も読んでみたいと思う。
ブレイブ・ストーリー / 宮部みゆき
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) お気に入り!
(2006/05/23)
宮部 みゆき

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Story :
おだやかな生活を送っていた男の子に、突然 両親の離婚話がふりかかる。家を出た父を連れ戻し、再び平和な家族に戻りたいと強く願う少年が向かった先は、運命を変えることのできる女神の住む世界「幻界(ヴィジョン)」だった・・・ (「Amazon.co.jp」より)


Review :
や、やられた・・・。 映画のイメージから、子供向けかと思ってたら大変なことになりました。
久々に本を読んでボロボロ泣いてしまいました。

風景やキャラクタなどファンタジーの世界観が上手に描写されていて、すごくリアルに映像をイメージできた。いかにもRPGっぽい展開も多々あり、読んでるうちにモウレツにドラクエ(またはFF)をやりたくなってしまった。バニッシュ!(笑)

一方で、現実世界の厳しさ、成長、友情、親子の愛情など、生きていく上で大切にしたいことがたくさん書かれていた。
種の差別があったり、北の帝国で激しい貧富の差があったり、現在の世界情勢も少し皮肉っていたりもするし、「幻界」はすなわち私たちが生きてる世界を指してるんじゃないかと思う。
弱い自分を受けいれることとか、運命を変えるのではなく自分を変えなければとか、かなりスピリチュアルなメッセージの強い作品でした。

人間の弱さと優しさ、両方とも深く描き出させる作者だからこその秀作。大人にも子供にもオススメ!
絵が「ふるえるほど好き」になる
絵が「ふるえるほど好き」になる―MAYA MAXXのロシアの名画と旅ガイド 絵が「ふるえるほど好き」になる―MAYA MAXXのロシアの名画と旅ガイド
MAYA MAXX (2005/10)
美術出版社
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Story :
ピカソ、マティス、ゴッホ、セザンヌ…。なぜ「いい絵」と言われるの?絵画の見方が、かわる、わかる。心の底から絵画を愛する画家 MAYA MAXXが「私見」で語る名作絵画。
(「MARC」データベースより)


Review :
まずこのネーミングセンスがステキですね。「ふるえるほど好き」というフレーズにハートをわし掴みされました。マティスの金魚も美しい。ほぼジャケ買い。時々「よくわからない」とか言い切っちゃったりもして、かなり独特の視点で解説されていると思う。文体がMAYA MAXXの言葉そのものなので、すぐそばで一緒に絵を観ながらおしゃべりしているような気分になった。絵が好きだけど、見方が分からない私には大変役立った。確か20歳の頃、プーシキン美術館には行ったと思うんだけど、その頃はあまり絵画に興味がなかったのでほとんど記憶がない・・・(^^;) その前にこの本を読んでいたら何十倍も楽しめてたのに!
美術館に絵を見に行きたくなる本です。
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いけこ

Author:いけこ
都内で働く30代派遣OL。
現代小説を中心に読みます。

好きな作家は、
村上春樹、山田詠美、伊坂幸太郎、
川上弘美、江國香織、よしもとばなな etc.
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ブレイブ・ストーリー (上)
ブレイブ・ストーリー

主人公・ワタルの冒険を通して現実世界の厳しさ、成長、友情、親子の愛情などが語られる。一見子供向けっぽいけど、実は大人向けのメッセージも込められてるように思う。勇気づけられました。



思いわずらうことなく愉しく生きよ
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三人の姉妹はとても個性的で、ポリシーを持って生きていて、のびやか。
こんな家庭って結構いいかも。



ラッシュライフ
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面白い!いくつかの話の登場人物が少しずつ絡まっていて、最終的にニヤリとできるサスペンス。



暗いところで待ち合わせ
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ミチルとアキヒコの控えめだけど
温かい二人の交流のシーンが
すごく好き。



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